特集 看護教員養成講習会これからの課題
看護教員養成講習会の意義―受講生の自己変革を求めて
中山 君子
1
1岡山県保健福祉部保健福祉課
pp.335-339
発行日 1994年5月25日
Published Date 1994/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900834
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はじめに
厚生省は,1991(平成3)年度に看護職員需給見通しの見直しを行ない,同年から2000(平成12)年までの10年間の,看護職員の需給見通しを発表した.これによると,2000(平成12)年には約1,159千人の看護職員が必要であると予測している.人々の看護ニーズは多様化,複合化し,看護職員の量的確保とともに,質の高い十分なる「よい看護の提供」がますます求められている.
「よい看護の提供」は,看護婦等看護職員の養成に携わる看護教員の資質が大きく影響すると考える.即ち,看護教員の資質向上が図られたならば,看護教育の質を高めることができ,高い資質・能力を持つ看護職員の誕生が期待できる.
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