特集 教務主任養成講習会での学びを活かす
教務主任養成講習会受講者が得るもの―これから受講するであろう人たちへ
岡崎 いみ子
1
1日本大学医学部附属看護専門学校
pp.632-635
発行日 2012年8月25日
Published Date 2012/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102143
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センター帰りの主任のアグレッシブさを見て
看護教員として15年目の2009(平成21)年,私は厚生労働省幹部研究研修センター(以下,センター)の研修生となりました。看護教員10年目に教務副主任,その2年後に教務主任となりそれから3年が過ぎた時期でした。当時の私には教務主任業務概要と具体的な内容が見え始めた頃であったこともあり,正直なところ,研修の必要性に対する認識は薄かったと記憶しています。
本校には,教務主任に対して出張扱いで「幹部看護教員養成課程」の受講が認められてきた経緯があり,教務主任となった私にも早い時期に研修の打診がありました。しかし,研修受講後に想定される責任・役割の重さに尻込みする気持ちが先に立ち,しばらくの間受講を辞退していたのです。
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