特別寄稿
人生行路.山あり谷あり
川内 ツルキ
1
1四国大学家政学部
pp.618-621
発行日 1993年8月25日
Published Date 1993/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900648
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臨床現場からの転身
私は現在,直接看護に携わってはいませんが,1971(昭和46)年に看護学校を卒業後,虎の門病院に勤務していました.就職当時の,ナースたちの印象は今でも忘れることができません.ナースたちは美しく知性に溢れ,生き生きと看護の仕事に情熱と使命を持ち働いていました.高知の田舎出身の私にとっては衝撃的で「なんて素晴らしい職場だろう」と感激と興奮に包まれたことでした.
特に感動したことは,看護の専門性が生かされていたこと.ナースたちが皆研究熱心であったこと.医師とも対等な意識で仕事をしていたことでした.
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