特集 情報化時代のPOS—第13回POS研究会報告
一般演題
問題リストが作成できるまでの取り組み
手島 慶子
1
,
宮武 順子
1
,
藤里 美子
1
,
西村 祥子
1
,
辻畑 博子
1
1山口大学医学部附属病院
pp.765-768
発行日 1991年11月30日
Published Date 1991/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900293
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はじめに
看護婦が看護ケアをする場合,患者のかかえている問題と経過を十分認識した上で,ケアを行なう必要がある.そのため,各施設でさまざまな記録様式が検討されている.
当院でも昭和58年度より,看護過程の経過記録をSOAP形式で記録するようになった.しかし実際には,経過記録をSOAP形式で書いても,問題点が問題リストに記録されていないため,看護記録が本来のPOSとして十分活用されていなかったのが現状である.
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