NURSING EYE
日本にも大学らしい看護大学をつくろうョ!
早川 和生
1
1近畿大学医学部
pp.386-387
発行日 1990年7月25日
Published Date 1990/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900065
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看護教育の大学化“時来たれり”
近年,看護学校が続々と短大に移行し,看護短大も4年制の看護大学へ移行する準備を進めているところが目立って増えてきました.高齢化という社会全体の流れを背景に,近い将来,4年制の看護大学(学部)の数が大きく増えそうな勢いです.看護職にとって正に“時来たれり”の感がします.私たち看護職にとって,基礎看護教育の大学化は長年の悲願であり,誠に喜ばしい限りと言えます.
看護教育が大学化すれば看護学生の呼び方も「専門学校生徒」ではなく,「大学生」いわゆる「花の女子大生」となります.教員の呼び方も「教務部長」や「主任」でなく,「教授」や「助教授」となり,何やら一般人の耳にはもっともらしい呼び名になります.
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