特集 地域とつながる看護教育
立ち止まり、地域で出会った自分の道
總山 萌
1
1Community Nurse Company株式会社
pp.340-344
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663201940
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進路に迷い、じっくり見つめ直した時間と、地域での出会い
私は、この春よりCommunity Nurse Company株式会社で「地域おせっかい会議」という事業のマネージャーとして働いています。学生時代、「地域に住まう人々の営みを知りたい」というポジティブな思いのもと、2020年4月から2021年3月までの1年間休学し、地域に出て学んだ経験が、自分が実践したい看護の本質を理解する手立てとなり、看護師である自分に誇りをもつきっかけとなりました。
もともと私は養護教諭になりたくて、筑波大学で看護学と教職科目を専攻していました。高校生のときに保健室登校を経験していたので、そのときの経験を活かし、自分のように殻に閉じこもってしまった子どもを待つ存在になりたいと考えての進路選択でした。
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