特別記事 オープンダイアローグが魅せる,新たなケアのパラダイム
「オープンダイアローグを通して対話の可能性を考える」セミナーレポート
川田 美和
1
1兵庫県立大学 看護学部
pp.1002-1005
発行日 2016年12月25日
Published Date 2016/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200648
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はじめに
2016年7月30日,斎藤環氏と5名の指定発言者(病院看護師,家族,当事者,精神保健福祉士,訪問看護師)を招き,「オープンダイアローグを通して対話の可能性を考える」というテーマでセミナーを開催した。
ありがたいことに,案内を出して2週間も経たないうちに,定員の100名を超える申し込みを頂き,増員の運びとなった。当日は,看護師,精神保健福祉士,医師,作業療法士,当事者,家族など150名近くの方にご参加頂き,大盛況で開催することができた。今回はそのレポートとともに,精神看護の教員として,オープンダイアローグ(以下,OD)に期待することを報告したい。
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