グラフ
小児看護学実習は名札と一緒に
中村 薫
1
1自衛隊中央病院高等看護学院
pp.85-87
発行日 2004年2月25日
Published Date 2004/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663200155
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自衛隊中央病院高等看護学院では,夏休みの課題に「小児看護実習に使用する名札の作製」があります.これは名札の作製を通して,小児の興味を探求し,小児看護学への意識を高めることを目的としています.実習に入る前に,「子どもたちはどんなことに興味をもっているのだろう?」という視点をもってもらうこと,また,名札を媒介にしてコミュニケーションがスムースに図れるなど,その効果は想像以上のものがあります.
この名札は前から作られていましたが,はじめの何年かは色画用紙で作っていたと聞きました.しかし,紙ですと実習の途中でぼろぼろになってしまうこともあり,作り直さねばなりません.そこで15年前から布(フェルトなど)で作るようになりました.3年課程の2年次に作るのですが,私か学生のときが布製に変わった1年目でした.
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