連載 「魅力ある学校をアピールする!」プロジェクト・2
チャーミーと見つけ出された魅力
諸橋 由美子
1,2
1東京都立板橋看護専門学校
2前荏原看護専門学校
pp.798-801
発行日 2012年9月25日
Published Date 2012/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102195
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荏原の魅力を募る
高級住宅街である田園調布を有する東京都大田区という好立地条件にありながら,入学案内を希望する方でさえ学校名を正しく読めないほど知名度の低い,東京都立荏原看護専門学校(以下,荏原)……。その“生き残り”を賭けて2004(平成16)年に立ち上がったプロジェクトチーム「チャーミー」。
そのチャーミーが「荏原の魅力を広くアピールし,看護師になる意欲と学力の高い学生を獲得する」という目的に向かい,まず取り組んだのが,教職員や学生から「荏原の魅力」をアンケート形式で綴ってもらうことでした。その頃の荏原は,着任後5年以上の教員もいるものの,都立看護専門学校の再編整備に伴い,異動してきたばかりの教員が多数を占めていました。それでも,それぞれがそれぞれの視点で荏原を見つめて,アンケート用紙に記述してくれました。また,3年生は講義や実習の出来事を思い出しながら,2年生は学校行事や四季折々の草花を思い描きながら,1年生はクラスメイトや先輩たちとの交流を夢見ながら,アンケートに応えてくれました。
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