特集 夜間実習に挑む
扉
pp.541
発行日 2010年7月25日
Published Date 2010/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101494
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新カリキュラムの特徴である,いわゆる統合実習。リアリティショックを起こさないための「卒後につながる効果的な実習」を標榜していることから誰もが考えるのが,夜勤に準じる夜間実習でしょう。しかし,実習病院や隣地実習指導者の確保が困難になってきているなかで「夜勤」を経験するのは,容易なことではありません。昼間の実習よりも,学校,病院,そして学生自身にも大きな負担がかかります。
それでも,できることならやってみたいと思っている皆さんに向けて,実際に夜間実習を行なっている学校,準備中の学校に現状を報告していただいたのが,今回の特集です。教育と臨床の連携が重視される実習のなかでも,最もその関係性を密にしておかなければならない夜間実習を通して,実習そのものを再考するきっかけになればと願っています。
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