特集 学習支援で学生を変える―取り組みの必要性と効果
扉
pp.567
発行日 2009年7月25日
Published Date 2009/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101232
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
高校から高等教育,専門教育に進んだ場合,従来は学生自らが受け身だった姿勢から,「自力で学ぶ」それにシフトするものでした。しかし近年の傾向として,教える側が学ぶ側に,その姿勢や方法そのものを指導しなくては,教育が成り立たない傾向が生まれています。そのため,態度や技術の切り替えを図る「初年次教育」やそれまで学んだ内容を再度学ぶ「リメディアル教育」など,多くの方策が取られつつあります。
教育機関が,学生たちの学習支援にどのように取り組まなくてはならないのか,トップマネジャーだけではなく,教員自身がどのような姿勢を持つ必要があるのか,実際に取り組んでいる方たちの考えや方策を示していただき,参考にしていただくのが,本特集の目的です。
学校の生き残り,という命題も考慮すれば,学習支援の重要性は一層浮かび上がってくることでしょう。
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.