特集 災害看護論の定着に向けて
扉
pp.1089
発行日 2008年12月25日
Published Date 2008/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663101076
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カリキュラム改正によって,「災害看護」という科目が誕生します。
ただ,この科目,内容を想像できそうでいて,具体的につかみどころがない印象です。「災害というのはどの程度の規模のことをいうのか」「災害看護と救急看護の違いはどこにあるのか」「そもそも誰が科目を担当すればいいのか」などの疑問に頭を悩ませている先生方が多いとも聞きます。
今回は,この科目が生まれる前から「看護の災害への対応」という切り口で教育に取り組んできた学校に経験を紹介していただき,来年度以降の科目の組み立ての参考にしていただきたいと思います。また同時に「災害」が決して大規模なものだけでなく,すぐ身近に起こり得る,そして対応し得ることも認識してみてください。
教員として,看護師として,そして一市民として,災害への備えをしていきましょう。
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