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学生とともに考える“健康”―「早稲田大学人間科学部・公開シンポジウム」
pp.815-817
発行日 2004年11月1日
Published Date 2004/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100486
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7月初旬,早稲田大学人間科学部(埼玉県所沢市)で開催されたこのシンポジウムは,同学部健康福祉学科助教授・辻内琢也先生の授業「健康増進医学」の授業の一環として行われました。授業では,学生が主体となり医学・心理学・社会科学・代替医療というテーマで少人数のグループに分かれ,様々な角度から学生たち自身が研究を進めます。そして全グループの研究成果の発表が行われ,学生たち自身の投票により第1位を決めて,授業の総決算であるシンポジウムに参加する代表グループが選出されます。今回は,医学から1班,心理学3班,社会科学1班,代替医療1班という構成,計6グループでシンポが行われました。
さて,シンポ当日は学科の枠を越えて多くの学生が参加し,熱のこもった議論が繰り広げられました。各立場の主張を認め,時には疑義を提出,議論が迷い込んだときには辻内先生からの示唆が呼び水となり,様々な意見・考えが交差しつつ1つの見解が導かれるプロセスには,ダイナミックさを感じました。このシンポと授業の詳細はP.848より,また看護教員として参加された筑波大学大学院・高島尚美先生の所感をP.855より掲載しています。
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