連載 看護の歴史―創る,学ぶ,探る,伝える・5
診療報酬上にみる看護の評価―基準看護から入院基本料へ
森山 弘子
1
1東京都看護協会
pp.432-433
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100259
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診療報酬上での看護の評価が,「完全看護」「基準看護」という慣れ親しんだ制度から,1994(平成6)年の「新看護体系」を経て,2000(平成12)年の「入院基本料」に入院医療の質を決める大きな要因として看護サービスが評価された。この変化の時となった1994(平成6)年前後に起こったことのいくつかを,当時厚生労働省にいた者としてみてみる。
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