特集 10年を迎えた認定看護師教育
卒後継続教育機関としての歴史をふまえて―神奈川県立保健福祉大学実践教育センター
與良 登美代
1
1神奈川県立保健福祉大学実践教育センター実践教育部
pp.755-759
発行日 2005年10月1日
Published Date 2005/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663100124
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卒後継続教育の変遷
医療の高度化,専門化が進む中,看護に期待されるものも高度かつ専門的になる一方で,看護者の学習熱が冷めることはなく,卒後教育へのニーズは常に高い。
かつて,臨床の看護師はそれぞれの施設で医師に習いながら,あるいは,先輩の見様見真似で一人前になっていった。長い間病院独自に教育を模索していたが,それに満足せず,1975(昭和50)年神奈川県立保健福祉大学実践教育センター(以下,本センター)の前身である神奈川県立看護教育大学校において,日本ではじめて卒後継続教育として集合教育が開始された。
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