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オペラハウスの主人公はおとしより—保健婦としての視点が生きる施設 特別養護老人ホームオペラハウス鴨方
八木 保
pp.1-4
発行日 1996年1月10日
Published Date 1996/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902807
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うららかな秋の陽がまぶしい午後,ホームのおとしよりが運動会を楽しんでいる。プログラムは紅白玉入れとパン食い競争。そこには,ゆったりとした穏やかな時間が流れていた。
岡山県浅口郡鴨方町の特別養護老人ホーム「オペラハウス鴨方」はオープンして1年半になる。施設長の西田喜美子さんは「オペラハウスを人生劇場とたとえ,人生の終の住みかをどう演出するか,ここにいるおとしより1人ひとりがスターであり,施設のなかであっても当たり前に生活したいという想いをかなえたい」と語る。
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