特集 保健婦こそ施策への参画を—地方財政の中の保健活動の事業化
保健活動の現場は事業の宝庫
猫塚 クニエ
1,2
1岩手県胆沢町保健福祉課
2胆沢町農業者健康管理センター
pp.30-35
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902742
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はじめに
岩手県は,保健婦1人当たりの受持ち人口が全国で2番目に少ない県(1番は島根県)です。また,平成6年7月14日付けで「平成11年度の保健婦の配置の目安」が示されましたが,岩手県内のほとんどの市町村が,すでに平成11年度の目安を超えており,この研究報告概要により,当県の保健婦数の増減に大きく影響があるのではと危惧しているところです。
さて,私は,平成5年4月1日付けで岩手県から胆沢町に派遣され,地域保健の第一線の現場で,保健婦,栄養士,看護婦,主事ら関係職員と一緒に活動しております。その中で,胆沢町では,どうしてこんなにいきいきと活動できるのか,その元気の素はどこにあるのかについて,学びましたことを皆様にお知らせいたします。
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