特集 保健婦こそ施策への参画を—地方財政の中の保健活動の事業化
国保事業とドッキングさせて施策化した市町村エイズ対策事業について
太田 敦子
1
1秋田保健所男鹿支所
pp.25-29
発行日 1995年1月10日
Published Date 1995/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902741
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日常の保健活動を,より手ごたえのあるものにして,その活動が重んじられていくことは,実践をしている者にとってワクワクするものである。私は平成5年にそのような喜びを経験した。
私は,常に“仕事は楽しくみんなで工夫しながら展開していく”ことをモットーにしているのだが,「国保関係にエイズ予算が相当額ついている」ことを,平成5年4月に男鹿支所に転入してきた元秋田県の国保関係職員から情報を得て,その予算を有効に活用し,エイズ対策を一歩前進させたいと話し合った。
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