特集 “介護予防”で保健活動を広げよう
福祉セクションで高まる“予防活動”への二ーズに保健婦はどう向き合うか
秋田 敦子
1
1鯵ヶ沢町国保介護課
pp.424-428
発行日 2001年6月10日
Published Date 2001/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902440
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保健婦になって6年日の春,私は介護保険専門の保健婦として仕事をすることになった。平成11年5月という年度途中の出来事である。当時は「保健福祉課」のなかに介護保険係があり,同じ課内での業務異動という形で,一部保健係業務を兼務してのスタートだった。
もともと,いろいろな分野で仕事をしてみたいという気持ちがあったため古異動はチャンス」と前向きに受け止めたものの,待っていたのは津軽地方特有の地吹雪のごとく前の見えない道を手探りで進むような日々であった。現在は,保健婦はどこにいても保健婦としての専門性を発揮しなければならないし,できるのだといい聞かせ,平成12年度から国保介護課として独立した介護保険の現場で,自分なりのビジョンを持ちながら楽しく仕事をしている。
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