特集 精神保健福祉にどう取り組むか
保健婦活動の現状と課題
[神奈川県]保健福祉事務所における精神保健福祉活動の実際
星野 ゆう子
1
1神奈川県衛生部地域保健課
pp.630-633
発行日 2000年8月10日
Published Date 2000/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902233
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
保健福祉事務所の体制
神奈川県では,平成9年4月から地域保健法の全面施行の合わせて,組織改編がされた。県民サービス機能は従来どおりに維持するということで,保健所機能と郡部(町村)を所管する福祉事務所を統合し,名称は保健福祉事務所となった。保健所の管轄区域は従来と同一地域である。福祉事務所の所管区域は町村の限られているので,市のみを所管する保健福祉事務所のは福祉事務所の機能はない。保健福祉事務所の組織を図に示す。
保健婦活動を実践してきた保健婦の集団であった健康指導課はなくなり,保健婦は企画部門(企画調整室または管理課企画調整班),保健福祉部門(保健福祉課),保健予防部門(保健予防課)の3部門4課の配置された。平成12年4月現在,県保健福祉事務所は11か所,市町村数は33である(横浜市,川崎市,横須賀市,相模原市を除く)。
Copyright © 2000, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.