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隣人の愛に支えられて—愛隣舎の活動にみる「安心して暮らせる街」のあり方 NPO法人愛隣舎
pp.265-268
発行日 2000年4月10日
Published Date 2000/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902166
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難病患者の在宅ケアは介助を行う家族に過重な負担をもたらし,ときに患者も家族も共倒れとなる事態を招く。
東京都日野市にある愛隣舎は,筋ジストロフィーの息子を抱える石川左門氏ご夫妻が主治医,看護職そして家族を芝える隣人たちによるチームケアで救われた経験から,息子の死後「僕が死んでも僕のような病気の人とその家族を支えつづけていって欲しい」という遺志を尊重して家庭介護の肩代わりの場として自宅を開放し,在宅支援型中間施設として1985年に発足した。現在はNPO法人である。
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