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無理はしない楽しみながら健康維持—埼玉県浦和市の「うんどう遊園」
pp.1-4
発行日 2000年1月10日
Published Date 2000/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662902120
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「目標は,頭が死んでも足腰が動くこと。その逆は駄目。毎週病院へ通うような習慣をあらためて,死ぬ直前まで一緒に運動しましょう」――インストラクターの西城眞人さんがユーモアたっぷりに話すと,参加者も元気に大笑い。
埼玉県浦和市が平成8年に開設した「うんどう遊園」は,高齢者の体力維持を目的とした屋外遊具施設。高さの低い平均台や背部.大腿部伸ばし用の支柱,ステップ運動用踏み台など木製の遊具が設備されており,月に1回はインストラクターや保健婦が健康維持の指導をする運動教室が開かれている。開設当初は調(つきのみや)公園1か所だった会場も,今年4月までには市内10か所に整備され,現在までに延べ200教室・4000人あまりが運動教室に参加した。
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