連載 病院めぐり
浦和市立病院
池田 俊之
1
1浦和市立病院
pp.756
発行日 1998年5月10日
Published Date 1998/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903295
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浦和市立病院は埼玉県の南に位置し,JR京浜東北線北浦和駅もしくはJR武蔵野線東浦和駅よりバスで十数分の見沼田圃沿いの小高い丘の上にあり,周囲は緑に囲まれ春には満開の桜に包まれる.当院は昭和28年に創設され平成元年11月に病床数566床,診療科14科の総合病院として新たにスタートした.厚生省の臨床研修指定病院に認定され,毎年5人程度の研修医を受け入れ2年間のスーパーローテートを行っている.産婦人科は日本産婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設に指定されている.また,厚生省のモデル事業として浦和市医師会との病診連携体制をとり開業医との協力を密にし,二次救急に対する24時間体制をとる公的医療機関として地域住民の信頼も厚い.
産婦人科は平成元年11月に新設され,現在のベッド数は62床(産科病棟15床,婦人科病棟47床)である.当初より慶應義塾大学産婦人科学教室の関連施設であり,現在は常勤医師5人で診療に当たっている.うち1名は卒後研修として慶應義塾大学からの出張である.
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