特集 保健婦はHIVにどう関わるか
エイズ教育の現場から
岩室 紳也
1
,
今宮 恵子
1
,
星野 ゆう子
1
,
白鳥 順子
2
1神奈川県秦野保健所
2神奈川県秦野保健所伊勢原支所
pp.695-699
発行日 1994年9月10日
Published Date 1994/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900989
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はじめに
保健所はエイズのような新しい疾患に対しては,公衆衛生の専門機関として最新情報を積極的に収集し,関係各機関の協力の下に地域が一体となった啓蒙普及活動を展開することが求められている。神奈川県秦野保健所は地域保健医療計画の中に関係機関の連携によるエイズ対策を重点目標と定め,エイズ教育を展開している。地域で実践してきた方法論を検討し,保健担当者(保健婦,看護婦,助産婦,医師ら)がエイズ教育を進めるに当たっての具体的な展開方法,役割,目標,対象,問題点,教育の方法論,テクニックの一例を示す。
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