特別寄稿
「アメリカのエイズと性教育」見聞記—ハワイ〜ロサンゼルスの研修から
鈴木 美奈み
1
1前,川崎市幸保健所日吉分室
pp.460-465
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900942
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川崎市には,10年前から一般職員の海外派遣制度があり,応募のレポートと面接をパスすると,1か月間自分の研修テーマに沿って希望する国へ行くことができる(条件は一人旅)。海外派遣が決定すると,職員研修所で約6か月間にわたり毎週1回半日単位で,語学研修のほか,研修計画の細やかな指導がある。
私は職場の応援をうけ,平成5年度海外派遣研修生となった。英会話が不自由で不安一杯であったが,「エイズと性教育」のテーマでハワイ,サンフランシスコ,ロサンゼルスを訪問できた。今回の研修で通訳の方々はもちろん,ホームステイ先の御夫妻や国内外を問わず多くの人々の協力を得てエイズの最新情報の一部を研修できたので報告する。
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