連載 保健婦日記・6[最終回]
在宅ホスピスをめざして(6)—訪問看護の明日
馬庭 恭子
1
1広島総合病院
pp.248-249
発行日 1994年3月10日
Published Date 1994/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900898
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父の本音
「僕もこんな死に方させてくれるのか」
と父より電話がある。新聞の論説で、その人らしく終末を迎えることの大切さなど書かれた末期医療特集を読んで、すぐ受話器をとったという。父は肺がんと食道がんの重複がんで、術後、家で寝たり起きたりの生活である。
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