特集 最近の保健婦活動研究論文集
公衆衛生看護実習プログラムの一考案
山本 フミ代
1
,
畑下 博世
1
,
木村 桂子
1
,
笠松 隆洋
2
1和歌山県立高等看護学院
2和歌山県立医科大学公衆衛生学教室
pp.682-686
発行日 1992年9月10日
Published Date 1992/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900555
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はじめに
平成2年度から,保健婦教育課程のカリキュラムが改正され,「地域保健活動の実践を通じて公衆衛生看護の役割を学ぶ」という主旨に基づいて,実習は「公衆衛生看護学」に位置づけられ,基礎的学習をより確実に理解させるため,内容の充実を図る構成とすることになった。
そこで,私たちは上記の主旨を実行に移すにあたり,まず旧カリキュラムにおける実習内容を評価し,実習目標達成上の問題点がどこにあったかを明らかにしたうえで,新カリキュラムの実習に反映させることとした。
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