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寝たきり予備群への支援—名古屋市の訪問リハビリテーション 愛知県名古屋市南保健所・身体障害者更生相談所
八木 保
pp.253-256
発行日 1992年4月10日
Published Date 1992/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900455
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名古屋市には16の保健所があり,それぞれの保健所で訪問看護指導,リハビリ教室を実施し在宅療養者への援助を行なっている。それに加えて,平成元年度から身体障害者史生相談所(以下,更生相談所)の協力を得て,訪問リハビリテーションを開始した。各保健所で訪問看護指導をしている在宅療養者のなかで,リハビリテーションが必要と判断されたケースについて更生相談所に訪問依頼をする。更生相談所のスタッフは保健所の保健婦とともに依頼のケースを訪問し,障害に応じた日常生活動作訓練や介護方法の指導などを行なうシステムになっており,全保健所からの依頼ケースは年間190件以上に及ぶ。
更生相談所のスタッフには保健婦が1人おり,保健所への連絡,訪問日の調整など,コーディネーターとしての役割を担っている。
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