連載 ホワイエだより・12
看護教師の晩学
富田 幾枝
1,2
1元稲毛ホワイエ
2岡山県立短期大学
pp.226-227
発行日 1992年3月10日
Published Date 1992/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900450
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看護の原点を求めてホワイエへ
私は看護婦と看護教師を32年している。それも大学病院の重症病棟で,本当に忙しい勤務経験しかない。老父の看病もせず,勤務優先の毎日。死目にも会わず,後々の祭礼にも顔を出さずという仕事人間だった。病院の急性期の看護しか無いという歪みを,この時代に即して是正する必要を感じていた。
看護教育の現場も忙しいが,人員増加か実現した時点から,教師には必須の研修をとることが可能になった。
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