発言席
無理なく楽しくマイペース
萱沼 文子
1
1㈲ジャック
pp.591
発行日 1991年8月10日
Published Date 1991/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900280
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私がエアロビック・エクササイズ(以下,エアロベクス)を知ったのは,1981年の秋,エアロビクス理論の提唱者と言われている,ダラスエアロビクスセンターのケネス・クーパー博士が来日された折に開催された“エアロビクスセミナー”でのことであった。
その前年より,世田谷区保健センターで健康増進のための運動指導に音楽を使うことに興味を持ち,ジャズダンス,リズム体操等を研究し,取り入れていた。しかし,ステップやパターンを覚えるのに時間を取られ,思うように運動量は上がらなかった。そこで私なりに現状を打開しようと,基本的な動きを組み,飽きがこないよう,楽しくできるようアップテンポな音楽に合わせてみた。
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