調査・報告
糖尿病講習会の検討—体験学習を取り入れて
小林 キミ
1
,
田村 正代
1
,
樋口 トウ子
1
,
早川 秀子
1
,
広井 恵美子
1
,
荒井 利江子
1
,
渡辺 路子
1
1新潟市東保健所
pp.499-505
発行日 1990年6月10日
Published Date 1990/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662900079
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
新潟市東保健所では,昭和47(1972)年から糖尿病講習会を開催してきた。
老人保健法による健康診査からの糖代謝異常の数は年々増加し,より充実した内容の講習会が求められるようになってきた。
受講者はそれぞれ異なった背景を持っているため,集団の場での糖尿病指導の限界を感じながらも,
●受講者全員の一定のレベルまでの到達。
●一方的な知識の押し付けにならないよう,1人1人が自ら考え実行していけるような内容。
を目的に検討を重ねてきたので,ここに昭和63年度の講習会の状況を中心に,考察を加えて報告する。
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.