連載 重点地区活動—地域がどよめき,芽吹く・18
島根県における総合保健活動—コミュニティ・ヘルスアプローチのなかでうみ出されるもの
山根 洋右
1
1島根医科大学環境保健医学教室
pp.162-169
発行日 1988年2月10日
Published Date 1988/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207490
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昭和61年度厚生白書は,「未知への挑戦〜明るい長寿社会をめざして」と題して4基本原則(1.経済社会の活力の維持,2.自助,互助,公助の役割分担,3.社会的公平と公正の確保,4.公私の役割分担と制度の効率的運用),4みなおし(1.健康概念,2.年齢概念,3.就業既念,4.高齢者概念)を提起した。
保健婦活動を"時の流れに身をまかせ"ていくと,自助努力,民間活力の導入(民間委託),保健サービス発想の転換という枠組のなかで在宅介護サービスを中心とした在宅訪問看護に身をゆだねることになりそうである。
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