昭和60年度保健活動専門研修 講演
これからの母子保健
上田 博三
1,2
,
大峡 美代志
1前・厚生省児竜家庭局母子衛生課
2現 厚生省薬務局生物製剤課血液事業対策室
pp.114-120
発行日 1987年2月10日
Published Date 1987/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207282
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
上田 この講演のお話があったときに,ちょうど母子衛生課は母子保健法の改正という問題を抱えており,微妙な時期にあって,私の発言が誤解されてもいけないし,その辺が非常にむずかしいなと思っておりました。しかし,市町村の方々に私どもが直接お話をできる機会は少ないわけでして,今後母子保健は市町村が主なる実施主体になると言われていまして,そうなれば今後は私どもと市町村の方々のつき合いはこれまで以上に深くなるわけですので,よくわれわれの真意をお伝えしたいと思ってやってきました。
主として,今後市町村と母子保健はどうあるべきかというところに焦点をおいて,1時間ぐらいしゃべりまして,その後で皆さんから何か私どもに対する要望とか,また疑問点がございましたら,ご質問とかご討議の時間を持ちたいと思っております。
Copyright © 1987, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.