特集 第18回自治体に働く保健婦のつどい集録
改めて仕事づくりの基盤を問う
自由交流集会
pp.635-638
発行日 1986年7月10日
Published Date 1986/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207188
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看護制度問題と保健婦教育を考える
看護制度に関する国や日本看護協会の動き,検討内容について確認し,医療全般の動きと比較しながら学習,討論を行った。
意見としては,看護協会の制度問題は相変わらず一部役員のもので,会員の意見集約は行っていない。助産婦に対して保健婦の取り組みは弱い。4年制で保,助,看統合教育を行う案は教育のレベルダウンで絶対反対すべきだ。婦人団体や健康を考える団体にも働きかけ,一緒に運動することが重要ではないか。国立病院の統廃合問題もあり,各地域で看護婦との連けいを強め,制度問題を正しい運動にすべきだ。准看制度廃止が制度問題の出発ではなかったか,等が出された。
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