特別寄稿
地域の子どもたちにとって1歳6か月児健診はどうだったのだろうか—東大和市の1歳6か月児健診を受け3歳児健診に達した子どもたちを通しての検討
東大和市役所 東村山保健所管内保健婦連絡会保健婦一同
pp.834-850
発行日 1985年10月10日
Published Date 1985/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207060
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はじめに
乳幼児の健康管理は一貫性を持ったシステムが重要と言われて久しいが,実施主体の異なる1歳半健診が導入されることにより,各地域ではその真価が問われることになった。
当管内では東大和市が昭和56年1月,東村山市は昭和58年4月から集団健康診査方式を採用し健診を実施している。これまで保健所が行ってきた乳幼児健康診査の流れの中に1歳6か月児健診が位置づけられることで,よりよい健診効果を得るために数々の模索を重ねてきた。
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