調査
減塩に対する主婦の実態調査—一連の減塩運動を通して
三根 邦子
1
,
井上 千鶴子
2
,
西村 和子
3
,
西依 淳子
4
,
馬場 順子
5
,
福田 路易子
6
,
細井 恵子
7
,
吉武 靖子
8
,
香月 泰子
9
1大村市役所
2陸上自衛隊福岡地区病院
3穎田町役場
4鳥栖市役所
5筑紫保健所
6二島小学校
7香春町役場
8ふくおか社会保険センター
9県立看護専門学校
pp.390-400
発行日 1985年5月10日
Published Date 1985/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207002
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
I.はじめに
成人病は,別名"習慣病"ともいわれているように,個人の日常生活,特に食生活の集積の結果としておこる。この点が,成人病予防活動を推し進めるうえで,大きな障害になっていることが指摘されている。
また,"NO SALT, NO HYPER TENSION"といわれるように,成人病のひきがねとなる高血圧と食塩との関係も明らかにされている。日本人の食生活に深く根をおろしている食塩過剰摂取の改善が困難であることは,依然として脳卒中死亡率が世界的にみても高率であることからもうなずける。
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.