活動報告
地域母子保健活動における保健婦の役割—乳児期の観察の要点を試用しての一考察
新木 吟子
1
,
岩佐 道子
2
,
平尾 まゆみ
3
,
米田 里恵
3
,
柏木 利子
4
1徳島県池田保健所
2鴨島保健所
3阿南保健所
4日和佐保健所
pp.1019-1023
発行日 1982年12月10日
Published Date 1982/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206612
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I.はじめに
私たちは昨年4月に保健婦として徳島県下の保健所に就職した。9月までの数か月間は,目新しい業務に右往左往しながら,ひとつの業務をなすたびに,まちがいはなかったかと反省をくり返す日々であった。そのなかで何かひとつの目的を持った学習をして,今後の活動に役立てたいと考えていた。
そこで技術の未熟な保健婦1年生にとって,最も取り組みやすく受け入れも良いと思われる母子保健を選び,徳島県立看護専門学校の指導のもとに,乳児観察の要点を試用して乳児の観察に取り組んでみた。その実践状況を,各自が持ち寄り討論し考察を加えた。結果は以下のとおりである。
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