連載 公衆衛生看護論を中心とした教育実践・4
看護婦基礎教育と保健婦教育の統合化の試み—基礎課程総合演習の成人看護について
渡部 恭子
1
,
深沢 華子
1
,
種田 智恵子
1
,
杉本 竟子
1
,
岡屋 恵久子
1
,
秋元 喜和子
1
1北海道立衛生学院保健婦科
pp.845-855
発行日 1981年10月10日
Published Date 1981/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206423
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本稿は公衆衛生看護論基礎課程総合演習の成人を対象とした演習内容について報告する。総合演習の学習の目的・目標並びに学習方法は既に報告した"公衆衛生看護論を中心とした教育実践(3)"を参照されたい。
成人の看護対象への具体的看護援助の行動化の試みは,学習モデルとして成人の看護対象4事例を設定している。この学習モデル事例は成人期の特徴的な慢性疾患をもった対象とし,地域での看護活動に際して,看護援助の要求度の高い対象を選定している。事例は,①脳卒中後遺症,②肺結核,③糖尿病,④高血圧症の患者の看護を設定している。
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