連載 三多摩の保健婦たち・3
押し寄せる都市化の波にもまれながら—東久留米市 沢西ひさ子さん
最上 キクヱ
1
,
小林 ユキ子
1,2
,
三多摩会
1調布市役所職員課
2三多摩会
pp.535-539
発行日 1980年7月10日
Published Date 1980/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206268
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はじめに
昭和25年当時,沢西さんが就職した久留米村は,人口8,000余の小さな農村であった。その後27年頃から東京都区部のベッド-タウン化して人口が増え始め,30年には村から町に発展,45年には9万を超えて市制が敷かれ東久留米市となった。(図1, 2,表1, 2)
沢西さんはその過程の中にあって,一貫して市民の健康問題と取組んできた。私達は三多摩会のメンバーでもある沢西さんの実際の活動について,過去数回にわたって話を聞き,討論を重ねてきた。そして私達は沢西さんの活動に"保健婦活動の源泉"のようなものを感じたのである。
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