特集 住民との協調の中で活動を組みたてた—入善町(富山県)の保健婦活動とその周辺をさぐる
座談会
一筋の道をみつめつづけて—住民に支えられ,住民と共に歩んだ保健婦活動
大角 美恵子
1
,
松島 圭子
1
,
綿 鈴子
1
,
伊林 森枝
2
,
石本 玉枝
3
,
久常 節子
4
,
本誌編集室
1入善町環境課保健指導係
2入善町役場
3元入善町
4国立公衆衛生院
pp.258-272
発行日 1980年4月10日
Published Date 1980/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662206234
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保健婦としての出発は……
本誌 保健婦の世界で入善町といえばほとんど知らない人がないくらい名前は知れ渡っていると思います。ただ活動の実態は案外知られていない状況もあるようなので,今日は全国の仲間に,私の町,私達の活動はこんなものだということを,歴史的な過程を踏まえながら,今後の課題も含めて,十分に語り尽くしていただきたいと思います。
最初に,今日お集まりの皆さんが保健婦としてどういう背景を持っていらっしゃったのか,どういう活動歴をお持ちなのかという辺りからお話し下さい。
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