連載 教育実践報告
公衆衛生看護実習(健康管理演習を含む)の取り組について(7)
行村 照子
,
三浦 澄子
,
落合 教子
pp.180-191
発行日 1978年3月10日
Published Date 1978/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205959
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勝間地区独居老人実態調査
1.はじめに
近年,平均寿命の延長,老齢人口の増大,核家族化の進展により,独居老人がますます増加する傾向にある。勝間地区においても同様のことがいえる。老人は,一般に疾病にかかり易く,疾病が長期的しかも複合的であることから,心身の健康維持増進が不可欠の要素である。そこで,老人の健康管理という問題をとりあげ,保健婦としてどのような援助を行っていくことができるのかを知るために,第1段階として,生活の実態を把握すべく,勝間地区における65歳以上の独居老人を対象に調査を実施した。
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