特集 はだしで濶歩!それが支えの人生街道—仲よし会(愛知県)の活動から
つぶやき
大庭 美保
1
,
酒井 章子
1
,
河端 洋子
1
1愛知県豊橋保健所
pp.205-206
発行日 1977年4月10日
Published Date 1977/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205831
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私達は,昨年4月愛知県に就職した保健婦です。2名は新卒,1名は1年保健婦経験があります。3人それぞれ期待に燃えて就職しました。わが保健所は,保健婦13名で,その年齢構成は50代4名,40代2名,30代1名,20代6名と,我々3人の就職で若がえりました。学問の場から現場に来て,或いは新しい職場に移り,驚くことの多い毎日でした。
初めのオリエンテーションでは,人間関係,職員の和とか,組織の一員であることなどを強調されました。オリエンテーションの中には,何年来と続けられてきた保健婦活動の成果とか,地区情況の説明はなく,結核の登録票と,乳児出生台帳が,ただ渡されただけでした。それはまったく予想外のことでした。先輩保健婦は,地区の結核と未熟児に追われて,保健婦同士のチーム-ワークがとれているとは,あまり感じられませんでした。
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