活動報告
未熟児退院連絡票の作成とその使用について
齊藤 洋子
1
1国立京都病院未熟児センター
pp.366-371
発行日 1976年6月10日
Published Date 1976/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205725
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はじめに
未熟児が退院すれば,家庭つまり地域へ帰るわけであるから,入院中の情報も未熟児の退院とともに,地域へ提供されるのが当然である。しかし,私ども病院に勤務するものは,ともすれば日常の処置におわれ,このことを軽視しがちであった。
本院では,昭和48年6月に未熟児センターを開設以来,表1のような未熟児退院連絡票(以下連絡票と略す)を作成し使用してきたが,その記入ももれることがあった。そこで,今回は以上の反省もあり,従来の連絡票に2・3の改善を加え,その使用について考えてみたので,皆様のご意見をいただきたいと思う。
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