2001フロントライン 地域看護
医療機関と地域の連携を促進する退院連絡票の考案
渡邊 輝美
1
,
深江 久代
2
,
三輪 眞知子
2
,
今福 恵子
2
1静岡県立大学短期大学部看護学科
2静岡県立大学短期大学部看護学科
pp.730-738
発行日 2001年8月1日
Published Date 2001/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903790
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
在宅療養者やその家族の支援のためには,病院から地域へのスムーズな療養体制の移行が必要である.そのため病院と地域の看護職の連携が重要といわれている1),筆者らは,「病院から在宅療養への移動時の病院看護職と保健婦の連携における研究」2)において,退院連絡の実施に関連する要因について検討した.保健所・市町村保健婦へ退院連絡を行なっている病院と行なっていない病院において,退院連絡に関連すると考えられた以下の10項目について分析した.1)病床数の多寡
Copyright © 2001, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.