調査報告
結核患者家庭訪問の検討
神原 正文
1
,
高木 ムツヱ
1
,
臼杵 久子
1
,
谷川 ナツヱ
1
,
十川 タカ子
1
,
北井 カズ子
1
,
山口 裕子
1
,
光家 浩子
1
1香川県高松保健所
pp.365-370
発行日 1974年5月10日
Published Date 1974/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205482
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調査目的
結核患者の早期把握と適正医療の徹底および感染防止などを重点に,保健所保健婦が初回訪問を行なってきたが,住所不明とか不在の家庭が多くて患者との連絡がとれず,初回指導の目的を達成するために相当の困難がある。そこで,今回は,初診時に医療機関で患者の教育がどの程度行なわれているか,また,患者が医療機関で受けた療養の指導をどう受け止め,行動しているかについて現状を調査し,今後も従来通りの登録患者全員を対象とした初回訪問が必要であるか否か,また,家庭訪問以外の療養指導は可能か,について検討した。
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