特別企画 もし私が協会長だったら……
"私の日本看護協会改造論"
協会と連盟は分離すべき
樋口 治子
1
1北海道江別保健所
pp.270-272
発行日 1973年4月10日
Published Date 1973/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662205265
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はじめに
もし自分が協会長になったら,などと考えるだけでもあつかましいような気持がしますけれど,それぞれの会員が協会長になったつもりで,積極的に真剣に会の運営を考えてみるたいせつな時期にきているのではないかと思われ,幾人かの会員とこのテーマについて討議をしてみましたので,その一端を述べてみます。
昭和46年10月日本看護協会は行政管理庁行政管理局の清正清氏に依頼して,協会の経営診断をしてもらいましたが,"看護に関する総合的な職能団体として機能していくために,解決しなければならない点が多い"と種々指摘されました。この診断も一つの資料として重要視すべきと思いますが,いままでの会のよい面はのばし,また問題点解決のための必要な方法などは,現在の社会情勢をふまえながら,あらゆる角度から検討したうえで改善していく必要があると思います。
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