特集 大衆保健薬
話し合い
大衆保健薬と保健婦—アンケート調査を終わって
高橋 晄正
pp.11-23
発行日 1970年8月10日
Published Date 1970/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204733
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■大衆保健薬をどう考えるか■
保健所保健婦S 私は,小さいときから,ある程度かぜをひいても病気になっても,処方してもらう薬もあまり飲まないで,安静や栄養でなおしていく,いままでの自分の生活態度から,自己流なんですけれども,治療で処方を受げてる場合はしかたがないけれども,そうでない場合は,指導の中にも,やはり余分なものはとらないほうがいいんじゃないかという考え,保健婦としてじゃなくて,小さいときから考えてきたようなことが仕事の中でも入ってきますね。
大学研究室A 保健薬というのはマスコミで宣伝してきて,いまにいたったわけですから,飲んでる人たちは大体において宣伝を聞いて,そういうイメージで飲んでるわけでしょう。
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