グラフ
僻地の相談所—新潟県西蒲原郡分水町国上保健婦相談所
岡本 晃一
pp.2-5
発行日 1970年2月10日
Published Date 1970/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204605
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
分水町は,新潟県の西部,信濃川本流の分水路にあたる。3ケ町村が合併して昭和29年にできた人口15,384の町である。国保保健婦活動の盛んな新潟らしくこの町に4人の若い保健婦たちが張りきって働いている。なかでも,町の中央部から遠距離にある無医村旧国上(くがみ)村の奥地の住民のために,昭和37年保健婦相談所を設け,必ず1人の保健婦が相談所に出勤するよう体制を整えている。国上でも最近では,婦人たらが,近くにできた工場に働きに出るようになったため,乳検や相談を,昼休みにも行なうようにしている。
Copyright © 1970, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.