特集 保健婦の技術と専門性
保健婦学生から
やはりサーヴィスとして
大塩 智恵子
pp.52
発行日 1968年10月10日
Published Date 1968/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204292
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臨床医が今当面している困難を解決するためにPHNとの協同を期待する訳だが…とあるが,それを知って協同を期待している医師が果して何人くらいいるだろうか。PHNの仕事を知らない医者も多いだろうしただ毎日毎目の診療に追われ,1日を明け暮れし,どうすればよりよい医療が与えられるか考えることさえしないDr. が多いのではないかと思われる。
深夜の仕事という困難を背負い遂行していることが医療関係者の誇りであり,その社会的地位を高めているにちがいないとあるが,これも少々反発を感じる。地下鉄工事の人,鉄道関係の人も昼夜を問わず働いているのである。医療関係者の誇りとするところを他に見つけ出せないものか。
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