特集 これからの保健所と保健婦
Ⅱ保健所に望む
保健婦学院の立場から
急ぎたいレールの取り換え
伊藤 久江
1
1福岡県立保健婦専門学院
pp.60-63
発行日 1968年3月10日
Published Date 1968/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662204148
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1.学生たちはいま……
1年間という限られた教育期間中,最も教育内容のみのりがみられる保健所実習を終えた学生たちはいま"実習の反省会"を終え,理論と実際のしめくくりとして計画されたセミナーに備えて,"母子保健""精神衛生""成人衛生""結核"の順に,開催される日程に伴い,日夜研究を繰り拡げている。更に最終的なまとめとして卒業前に開かれる"公衆衛生看護の原理と実際"のセミナーにも備えて,各資料のまとめ,分析と考察,問題提起等々,討論に次ぐ討論,原稿のまとめ,印刷と大多忙の連続である。
学生も私達も覚えず夜明けまで,ということも一度ではない。
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